2018年11月12日

ヒューマンアカデミー 徳井青空さんスペシャルセミナー

ヒューマンアカデミー
徳井青空さんスペシャルセミナー

本当は、もっと若い人が対象なような気もしましたが、
軽い気持ちで応募してみたら確認(勧誘?)の電話がかかってきて…
電話「ヒューマンアカデミーです!漫画に興味がおありですか?」
たるい「ええ、まあ、趣味で漫画描いてたりします」
電話「そういう方向けに、週末、夜間コースもあるので是非!!!」

…というわけでなぜか当選した(してしまった?)ようです。

いろいろとためになる話(特に若い方には)もありましたので
是非みんなに知ってほしいなとおもいましたので、僭越ながらレポートを

日時:2018/11/11 13:00-15:00
場所:総合学園ヒューマンアカデミー新宿校

参加者は大体40人くらい?(+声優科?の生徒さん10人ほどが一番後ろに)
参加者が入室するたびに、生徒さんが「「「おはようございます!!!」」と
元気な挨拶をされていたのが印象的でした
(挨拶は大事…)

席に着くと、
あくのぐんだん(アニメ)12話の台本のコピーと
あくのぐんだんのしんりゃく1、40の漫画のコピーが配布される
(※しんりゃく40の4コマ目のセリフが空欄になっている)

アニメの収録体験をするので、希望者はいませんか?と募る…
ドン様、ネル様などのメイン役は希望者がでてうまるも、埋まらない役もちらほら…

誰もいないなら…と
ついつい手をあげてしまい「おじさん」の役を
やらせていただくことになりました

まずは声優パート。
講師の方が司会となり、Q&A形式で進む。

声優パート
Q:声優を目指したきっかけは?
 もともとアニメ好き、漫画好き。アニメ見たり漫画書いてたりしてた。そのうちお芝居に も興味がでてきて(中学頃)、高校で演劇部に。その後養成所に。
 当時は表に出てくる声優さんも少なく、裏方と思っていた。

Q:ギャップとかありました?
 さっきも話した通り、裏方かと思っていた。
 当時、ハルヒが盛り上がっていて、声優さんが表に出たり、
 キャラソンが出ていたりはしたが、まさかここまで歌、踊りが頻繁になるとは…
 自分も最初はミルキィのゲームでオファーをいただいたので、裏方かと思っていた。

Q:新人時代の印象に残ったことは?
 ダンス…ですかねえ。一番大変。
 当時、ドワンゴクリエイティブスクールに通っていて、
 ダンスの授業を「役にたつのかなあ…やだなあ〜」と思っていた。
 昔から体育の授業も苦手でした。
 今思えばちゃんとやっておけばよかったと後悔。一番苦労しました。
 ずっとダンスをやっていたメンバーもいて、
 その人と同じクオリティで踊らなければいけない。

ここで、司会の先生が、一番後ろにいる生徒さんに「ダンスの授業大変?」と聞く

生徒さんたち「「「大変です!」」」

先生:生徒に言っておきたいことありますか?
そら:準備運動はちゃんとしてください
(一同笑い)
そら:今はどんな授業やっているのかすごく気になる…
   私が通っていたのも10年前、19歳の時から1年間だから…
先生:うちは専門学校なので2年間が基本ですね〜

そら:みんな何歳ぐらいなの?
生徒:「19歳です!」「18歳です!」

先生:もちろん20代の生徒もいますよ

そら:OLしてから声優になる人もいますね
   他には舞台、アイドル、歌手、からの人も多い

Q:声優以外でやりたかったことは?
 漫画家…ですが、
 それ以外だと、何かクリエイティブなお仕事。
 モノづくりとか、企画を考えたり
 だから、今自分でイベント企画したり、洋服作ったりとかしてる

Q:役者として、今求められる人材は?
 声優以外に、好きなこと、できることがあるとよいと思う
 私の場合は、漫画とか。お仕事に広がりができる。
 他にもオカルトの趣味があって〜と言っていたら
 ムー(オカルト雑誌)さんからオファーを頂いたり
 特技で、楽器ができるなんてのはすごいですが、
 そうでなくても、お酒が好きとかでも、
 お酒からめたイベント、番組とかも増えている
 パーソナルなことを絡めたお仕事が増えている

 最近読んだ本で「10年後の仕事図鑑」というのがあって。
 ホリエモンさんが書いた本なんですが。
 いろいろできたほうが、強みになるということが書いてありました。

 声優だけで1番を目指すのは大変ですが…
 声優で、漫画描けて、ミニ四駆作れて、麻雀出来て、
 ラーメンを早く食べれる人なら
 一番です!

 オンリー1であり、No.1であること、が大事だと思います。

Q:今一番やりたいこと、気になっていること
 ラジオのお仕事が好きで、プライベートでも
 ずっとラジオ聴いているくらい好き。
 もちろんバラエティとかも見てますが。
 
 他だと、ロケに行きたい欲が。街ブラとか
 映像があってもスタジオ撮影が多くてロケはあんまりない
 マツコさんがやっているようなロケ、とかやってみたいですね

・アフレココーナー

Q:アフレコの流れを教えてください
 最初に台本と映像を頂く
 それを自宅でチェックする
 自分の出番が何分何秒ぐらいに来るか?を
 台本に描く人が多いですね

 現場は、ほとんどの場合はみんな集まってやります。
 
 最初はテスト。
 ここで、監督、演出、音響監督から指示があります
 例えば「ここは声がかぶっているので別撮りで」など

 そして本番
 テストではいったマイクの位置を忘れないようにする
 録音さんが、テスト時に調整してくれているので

 本番が終わったら、撮り直しをやったり、
 最後に全員で「ガヤ」を取ります

 30分アニメなら、毎週
 短いアニメなら数話まとめて
 5分アニメなら半クール(6話)まとめてとか

 大事なのは、ト書きに書いてある状況を理解しておくこと
 台本に描いてないセリフをアドリブで追加する時などの参考に

 例えば、このシーンは、コミカルなシーンなので
 セリフは「……!」だけどあえて「ガーン…!」と口に出して言ったり
 (※あくのぐんだん12話の宇宙船が燃えた理由を知ったシーン)

 アドリブは監督、演出さんの指示もありますが、
 声優から「ここはこうした方がいいんじゃないでしょうか?」と発信する場合もあります

 次に在校生さんのお手本

 ・・・準備中・・・
 そら「…なんか今、一瞬てーきゅうが流れそうになりませんでした?」(笑)

 気を取り直して、本番

 専門学校生といっても上手でびっくり
 1年生なので入学して半年とのこと

 そら:大勢の人が見てる中でアフレコするなんてなかなかないですね
    ブースの外にいるのは多くて10人くらい

 そしていよいよ自分の出番(おじさん役)…

 …いやいや、マイクワークしつつ画面確認しつつ、台本読みつつ、演技もしろとか
 無理ゲーですよね???

 声優さんって大変だ…
 (そもそも漫画パートの話を聞きに来た人)

 アフレコ体験はAチーム/Bチームに分かれて2回やりました

 アフレコ後は、そらまるがドン様、ネル様役の人に感想を聞いたり
 役の方「原作者様の前で声を当てるなんてなかなかない」(笑)
 
 また、Bチームの大将役の方の「寿司好きかい?」(イケボ)というセリフが印象的で、
 以下のようなコメントも
 そら:セリフは「寿司好きか?」だけど、その言い方だけで
    キザで、長身で指が細い寿司屋の大将という感じが出る
    演技で印象ががらっと変わるのが面白いところ

 また、テンポに追いつけず、セリフ飛ばした人もいることには
 そら:セリフ飛ばしたら、後で撮ることになります
    あくのぐんだんは5分アニメでテンポが速いから特に難しいと思います

 とフォローもありました。

---

そして声優パートは終了し、10分の休憩をはさみ漫画パートへ…
 
途中、そらまる、編集の方が一人ひとり見れるように椅子の位置を広くとるように
レイアウトを微調整

---
漫画パート
 先生「徳井青空先生と、月刊ブシロードのxxxさんことオタケさんです」
 オタケさんを本名で紹介されるのがちょっと新鮮でした(ブシオタク脳)

 Q:漫画の紹介と、生み出された経緯など
  ドン様、チクちゃん、ペプちゃんという3人の宇宙人が
  地球侵略にやってきたが…?
  という話です。ジャンルは「日常コメディ」になります
  もともと落書きで書き溜めていたものがあって、
  月ブシ創刊の時に徳井さんもなにか書きませんかとなって
  「こんなん書いてたんですけど」…と出したら決まった
  とてもスムーズに決まった
  けど、連載となるとドキドキ、ワクワクと、不安もありました

  オタケさん
  もともと、私より1つ前の担当がいました
  私にとっては途中で降ってきた案件ですね
  「今度アニメもやるんで、おねがいしまーす」ってw
  初めてかかわった作品なので思い入れ深いです

 Q:キャラクターはどこから降ってくる?
  普段から、とくに4コマは好きでしたので
  なんとなく書いていたものから

  落書きを商業誌にのせるにあたってはいろいろと直しました
  例えばタイトル、最初は「あくのぐんだん」だけでした
  月ブシがヴァンガードメインの雑誌なのでカードゲームが好きな小中高生向けに

Q:編集の方とはどのようなやりとりを?
  もう一人メインの編集がいて、お話はその人と考える
  その後、オタケさんにチェックお貰って、原稿にかかる

  4コマなので文字が入らない、セリフを簡潔する、というのが大事です
  例えば…(漫画を映しているモニタをみる)

  モニタ:「windows7」がぐるぐる回っているスクリーンセーバ
  (笑い)

  塾スタイルがあっていた
  出かけて担当さんと会って、その場でネームを描ききる
  家での作業だと、なかなかやる気スイッチが入らなかったり…
  できたネームをオタケさんにチェックしてもらう

  アイデア自体は家でも考えてますね
  人と話しながら、整えていく形が自分はあっていた

Q:ネーム〜掲載までどれくらい?
  月ブシは締め切りが20日くらいなので、
  月初めにネーム相談をして、早い時はそこから1週間で
  最長で2.5週間ぐらいで仕上げます

  「連載の原稿は落としたくない!!!」という気持ちで
  
  最初はアナログで描いて、スキャンしてトーンはデジタルでやっていました
  液タブ買ってからは、フルデジタルで!
  22inchの例のアレです。奮発しましたw
  (ワコムのだろうな…いいなあ〜)
 
  最初はミリペン、製図ペンで書いていました
  4コマでコマが狭いのでごちゃごちゃしないようにと

  デジタルは、原稿を汚したり、なくしたりしないのがいいですね…
  アナログ時代は、コーヒー飛んだり、部屋がケシカスだらけになったり…

 オタケさん
  デジタル化以降は、連載陣のなかでも一番早い作家です
  編集としては楽でした
  漫画家さんってあの、その…いわゆるルーズなかたがなんか多いので…
  (めちゃくちゃ言いにくそうに)
  「締め切りは破るもの」とか
  
  徳井さんは、このコマ、指が4本ですよとかの指摘、秒でかえってきますね
  
 そら:アナログだとちょっとした修正でもたいへん…
    デジタルのペンタッチがハマってよかったです

・ワークショップ
 Q:四コマ漫画の基本とは?
  起承転結ですね
  (ここで、起承転結の説明)
  四コマ目に1回オチが来るのがポイントです
  毎月、最初の1コマ目はタイトルと合わせて、今月の舞台を紹介する
  一番大事なコマです
  ここでは、今月はサンタさんの話が続きますよ、と

 Q:話はどこから考える?
  今月はこういう流れの話にしようというのを決めます
  4コマ、4ページで、タイトルがあるので7本。
  話を流れをどう分割するか?という風に。
  オチ、結局最後に何を言いたいの?から逆算して考えることが多い

  オタケ:これは人それぞれですね、真ん中から書く人もいますね
  そら:真ん中から!?
  オタケ:最初と最後は決まっている、真ん中が一番大事だから。
     どこまで膨らませるか、など悩むから、という理由らしいです。

  キャラが動き出すとよく言いますが、
  ドン様、チクちゃん、ペプちゃんの動くままに
  やらせると全然話が進まなかったり
  文字量が多くなりすぎてた時期とかありました

 ワークショップ
  しんりゃく40(クリスマスの回)の4コマ目を考える
  大喜利みたいな
  同じ内容でも言い回しで面白さがかわる
  
  先生:徳井先生、オタケさんに一人ひとり見てもらって、3作品選んでご講評を

  そら:オタケさんも描きます?w
  オタケさん:勘弁してください。編集は漫画描けないんでw

  ・講評のコツとかはあります? 
  オタケさん:原作者を侮辱しないように気を付けてます
       どんなにつまん…(略)ても
       「はー…なるほど…ここはこうした方が…」みたいに
        メンタルに…な人や、メンタルキズつけると原稿が
        極端に遅くなる人とかいますし…
        あ、徳井先生は大丈夫ですよ!(笑)

  そら:編集とのコミュニケーションは大事です

  選ばれた3作品
   そら推薦:「昨日ローソンで使った〜」「それポンタだよ!」
   あくのぐんだんは庶民派な作品なので、
   コンビニネタは作品にあっている

   オタケ推薦:「昨日チクちゃんが倒してた〜」「それサタンだよ!」
    チクちゃんがゲーマー設定であることが活かされているのがよい

  最後は選びきれないので、我こそはという方を募る
   自薦:「ユースケサンタマリア」「ぷっ〇まかよ!伝々…」
    ツッコミが細かいので、イメージが付きやすい
  
  他コメント
    ツッコミで好きな作品がわかるような…(これは銀魂かな?とかw)
    新しいことをすぐに取り入れる、時事ネタなどもよい
    アンテナ張ってないとできない

  そら:オチは書く人それぞれなんだなと…勉強になりました
  オタケ:月ブシ、投稿いつでも待ってます!

  ということで締め。

先生:今日聞いたことを、楽しかった〜だけでなく、
   ぜひ今後につながるようにしてください

最後に、台本とかは回収されてしまいました(残念)
ーーー

そらまるとオタケさんの漫画の話など
本当に貴重なお話をありがとうございました。

自分も4コマを書いたりするので
いろいろと参考になりました。

と、いう感じでした!
posted by たるい at 11:46| Comment(0) | 日記
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